FXの注文方法1:成行注文とは

FXにはいくつかの
注文方法があります。

 

その中の一つに

 

「成行注文」(なりゆきちゅうもん)

 

があります。

 

 

「ストリーミング」と
言われることもあります。

 

成行注文をカンタンに言うと

「今すぐそのままの値段で買う」

「今すぐそのままの値段で売る」

ということになります。

 

 

例えば、下の画面で
AUD/JPY(豪ドル円)のペアで
成行注文すると、

 

買いは78.357円以上で
取引が成立します。

 

売りは78.235円以下で
取引が成立します。

以上が成行注文となります。

 

FXの注文方法2:指値注文とは

指値注文(さしねちゅうもん)は、
実際に自分が買いたいレート、
売りたいレートを、

指定したレートで
注文を出す方法になります。

 

今のレートから、

安く買いたい、
高く売りたい、

 

こういった場合に、
あらかじめ注文を
出しておきます。

 

 

相場が変動して、
指定した価格になると
売りや買いを行い
取引が成立、
約定することになります。

FXの注文方法3:逆指値注文とは

逆指値(ぎゃくさしね)注文とは
先ほどの指値注文と反対になります。

 

今のレートより

 

「上がれば買う」

「下がれば売る」

 

といったように、
相場の流れに沿って…

 

「ここまで上がれば買い」

「このラインを超えてきたら
さらに上昇する気配」

 

 

といったような場合、
指定するレートでの
新規買いであるとか、

「ここまで下がれば売り」

「このラインを抜けてきたら
さらに下げる!」

 

といったときに、
指定するレートでの
新規売りの時に使います。

 

 

また、
いま保有している買いポジションに
利益が乗っている場合、

「これ以上、下がってしまうと、
せっかくの利益が
なくなってしまうので、

 

この水準まで下がったら
売ってしまおう」

 

といったときに、
指定したレートで、
逆指値注文を出しておけます。

 

 

売りポジションの場合は、
単純にこの反対になります。

 

FXの注文方法4:IFD(イフダン)注文

IFD(イフダン)注文は、
新規注文を行い、
その注文に対して、
決済注文まで
同時に予約できる注文方法です。

 

 

例えば…

 

豪ドル(AUD)/円(JPY)が現在値で

81.00円だとします。

 

これが、

81.40円になったら

 

「買いの(逆指値)注文」を
予約しておいて、

 

81.80円になったら

 

利益確定のための
「売りの(指値)注文」を
予約発注できる注文方法です。

※売りの場合は、
この反対になります。

 

 

ただし、
一つの新規注文に対し、
「利確」か「損切」の
どちらか一方だけの
予約注文になります。

 

FXの注文方法5:OCO(オーシーオー)注文

OCO(オーシーオーOne Cancels the Other)注文は
同時に2つの予約注文を
行っておき、

 

どちらかの予約注文が
確定すると、
もう片方の予約注文が
自動的にキャンセルされる
注文方法になります。

例えば…

 

豪ドル(AUD)/円(JPY)で
ここ最近、81.50円付近を
行ったり来たりしている
いわゆる「レンジ相場」の場合、

 

82円になったら売り

81円になったら買う

 

という予約注文を
入れておきます。

 

 

そうすると仮に、
相場が82円になって
売り注文が成立し、
決済されたと同時に、

 

「81円買い」の注文は
自動的にキャンセルされます。

 

もちろん、
この反対もOKです。

 

 

レンジ相場を
抜け出すタイミングに
使いやすいイメージかも
しれません。

 

FXの注文方法6:IFO(アイエフオー)注文とは

IFO(アイエフオー)注文は、
IFDとOCOを組み合わせた
注文方式になります。

 

新たな注文確定と同時に
利益確定の予約注文と
損切確定の予約注文が
セットでできる注文方法になります。

 

 

下図の場合、

新規で買い注文

同時に2つの売り注文を
予約しておきます。

 

その後、

 

相場が上昇すれば利益確定注文に

相場が下落すれば損切注文に

なります。

一度セットしておけば、
後は自動で見守ることも
可能になる注文方法です。

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