円高とは?円安とは?

FX取引(為替取引)をするときに覚えておきましょう!

通貨の価値は「相対評価」で価格が決まる。
FX(為替取引)では外国通貨(例 米ドル・豪ドル・ポンド)の価値が上下に変動があれば、円の価値も上下し、価値が変わります。

円高や円安という現象は、価格の上下の変動で生みだされているのです。

円高とは

円高とは、円の需要が高まった状態を表しています。
どういうことなのか、図を用いて解説していきます。

すごく極端な例になりますが、先月100円で1ドルを買えていたのに、今日は10円で1ドル買えるようになったとします。


今日10円=1ドルということは、100円で10ドル買えるということになります。
つまり100円=1ドルのときと比べてドルをより多く取得することができるので、円の価値が高まった(=円高になった )ということになります。

円安とは

では逆に円安についても解説していきます。

(こちらも極端な例になります)

こちらは先月100円で1ドル買えていたのが、今日は500円も出さなければ1ドル買えなくなっています。

これは言い方を変えると、今日は100円出しても0.2ドルしか買えないことになってしまいます。
つまり100円=1ドルのときと比べて取得できるドルが少なくなってしまうので、円の価値が下がった(=円安になった)ということになります。

円高のメリット・デメリット

円高のメリット

円高のメリットは、円の価値が高まることで、海外の製品が買いやすくなることにあります。輸入物の食品を楽しめたり、インターネットでの買い物も価格が下がることで買いやすくなります。

また、外貨を多く手に入れられることで、海外旅行にも行きやすくなるでしょう。

円高のデメリット

その反面円高になると、日本から輸出される商品の価格が上がってしまうため、日本の商品競争は国際的に不利になってしまいます。

また、訪日観光客も日本で買い物しにくくなってしまうため、観光業などにも影響が出るという点があります。

円安のメリット・デメリット

円安のメリット

円安のメリットは、海外にものを売りやすくなる点が挙げられます。企業の売り上げも円安の分だけ増えるので、経営的に追い風になることが多いです。

また、製品を安く輸出することができるので、国際的な競争にも有利になることでしょう。


円安のデメリット

円高の時とは反対に商品を海外から輸入するのが割高になってしまうため、海外の商品を手に入れにくくなってしまいます。

得られる外貨も少なくなってしまうため、海外旅行などにも行きにくくなってしまう点が挙げられます。

為替差益とは?

ドル高・円安、ドル安・円高というような通貨の変動を利用することで、利益を得ることができます。
米ドルを買い、ドル高・円安になったタイミングで売るとその差額が利益になります。

この取引で得た差額の利益のことを「為替差益」といいます。

FXはその差を利用して為替差益を得ることができます。
しかし、上の図は利益が出た場合になっていますが、米ドル/円を購入後→ドル安・円高になると損失が出てしまうことになります。

FXにおいての円高・円安を把握

今回説明したようにFXでは、ドル高・円安、ドル安・円高などの用語が日常的に登場します。

このような用語をしっかり頭に入れておきましょう。

FXは組み合わされる通貨同士の「相対評価」で価値が決まってきます。

2つの通貨が組み合わさり、どちらの価値がより高いかによって通貨の価値が相対的に変動していきます。

どの通貨が価格が上昇要因があるかどうかではなく、2つの組み合わされた通貨同士を比較し、判断することが大切です。

おすすめの記事